『金持ち父さんのワンポイントレッスン』
ともかくやってもよう!
ともかくやってみよう=Just Do It
これはナイキがスローガンとして掲げているものである。
金持ち父さんも同じことを言っている。
Eクワドラント(サラリーマン)やSクワドラント(自営業者)の方々が、
Bクワドラント(ビジネスオーナー)、Iクワドラント(投資家)の世界にいくことが難しい最大の理由は、間違いを恐る気持ちが強すぎることだ。
「失敗するのが怖い」「もっと情報が必要だ。他にどんな本を読んだら良い?」などと言ってばかりで、行動を起こさない。
恐怖心あるいは自分に対する疑いの気持ちが、彼らを今のクワドラントに引き止めているのだ。
ただし、もうお分かりだと思うが、もちろん行動を始めなければ金持ち父さん(不労所得を得る)になることは出来ないのである。
しかし厄介なことに、私たちは学校教育の中で、「間違いをするな」と言われてきた。
だから、間違いを犯すことの恐怖心があり何も出来ないのだ。
いつも正しい答えばかりを探している人たちは「分析麻痺」という状態になっている。
特に高い教育を受けた人の中にこのような状態になっていることが多い。
思い出してみよう、
我々は間違いを繰り返すことによって歩き方や自転車の乗り方を身につけてきた。
数年前にお金持ちと貧乏人を対象に調査研究が行われた。
調査の目的は貧乏な家庭に生まれた人がどのようにしてお金持ちになったのかを明らかにすることにあった。
その結果、そういう人たちは住んでいる国に関わりなく、次のような三つの特徴を持っていたことが分かった。
1.長期的な見通しとプランを持っている
2.後になって報われることが肝心だと思っている
3.「複利の力」を自分に有利に利用する
この三つだ。
つまり、貧乏な家庭に生まれ、大人になって富を築いた人は、長期的な見通しとを持って考えていたり計画を立てていた。
そして、夢やビジョンを持ち続けていれば必ず成功がもたらされることを知っていた。
彼らは長期的な成功を得る為に短期的な犠牲を払うことをいとわない。
後になって報われることを意識している為にこのようなことが出来るのだ。
三つ目の複利の力については、アルバート・アインシュタインもそれによってお金がどんなに早く増えるかを知っていた驚いたという話が残っている。
アインシュタインは、複利の力を人類の発明の中で最も驚くべきものの一つだと言っている。
つまりヨチヨチ歩きでも良いので行動し経験を積んでいくことによって、いずれ複利の力を利用することが出来るようになるのだ。
成功者はそれを知っているのである。
逆に全く進んでいなければ、もちろんだが複利の力を利用することは出来ないのである。
ヨチヨチ歩きでも良い。
まずは動き出すこと!
Just Do It!
金持ち父さん貧乏父さんの秘訣を実践