『金持ち父さんのワンポイントレッスン』

 
 

クワドランによる考え方の違い(Bクワドラント)

 

このクワドラントの人達が大好きな言葉は

「人を雇ってやってもらう、しかも自分でやるよりも上手く。そうすれば自分でやることは何もない。」

このクワドラントに属する人達は、Sクワドラントに属する人達とは正反対だ。

本物のBは、その他のククワドラントから優秀な人材を集めてきて自分の周りを固めるのである。



例えばヘンリー・フォードは典型的なBクワドラントだ。

このような有名なエピソードがある。

ある時、いわゆる知識人と呼ばれる人達が何人か会社に押しかけ、「あなたは本当はろくにものを知らない」と言って、

フォードの無知を非難した。フォードは彼らをオフィスに招き入れ「どんなことでも良いから質問してみろ、答えるから」と言った。

知識人達はアメリカ随一のビジネスマンを取り囲み、次々に質問を浴びせた。

フォードは質問にじっと耳を傾け、皆が話終わると、机の上の数台の電話に手を伸ばした。

そして、優秀なアシスタントに電話をかけて、質問に答えさせ、最後に知識人達に向かってこう言った、

「私なら何か問題があったら、立派な教育を受けた頭のいい人達を雇って答えを出させるね。

そうすれば、自分の頭は常にスッキリとした状態に保つことができ、最も大事なことに使えるからね。

大切なのは『考える』事だよ。」



製品が良い、アイデアが素晴らしいというだけではEやSクワドラントで終わってしまう。

よく「マクドナルドよりも美味しいハンバーガーを作ることが出来ますか」と質問すると、

「出来ます。」と答えが返ってくる。

材料にこだわり、マクドナルドよりも品質の良いハンバーガーを作ることができるというのだ。

しかし次の質問をすると、答えは逆転する。

「あなたはマクドナルドよりも優れたビジネスシステムを作ることが出来ますか」

答えはNO。

マクドナルドよりも美味しいハンバーガーを作れたとしてもそれを世界中に何億個も提供する為のシステムを作ることは難しいのである。



マイクロソフトの創業者ビルゲイツは自分で素晴らしい製品を作ったわけではない。

彼は人の製品を買い、その製品を中心にして世界中を網羅する強力なシステムを作り上げたのだ。



Bクワドラントの人達は自分がいなくてもお金が生まれて来るような「仕組み」を持っている。

その仕組みを上手くまわす為に優秀な人材を雇うのだ。

そうです、Bクワドラントは「仕事」ではなく「仕組み」を持つという考え方なのである。



 
 
 


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